「努力が報われなかった」 「心から信頼できる人が少ない」 「自分の性格を好きになれない」 「生まれてきた意味が分からない」 日々、私の中でうずまく絶望たち。 腹が立つので「全て真正面から向き合ってやろう」 と思いました。 これは『私が生きるための絶望哲学』。 どこかに正解があったとしても、ここには、私が生きることを諦めないために 考えたことを綴ります。 その過程で、 誰かを救えるようなことが あるとすれば、とても嬉しく思います。

人の好きな歌は教えてもらわないほうがいい

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好きな歌 哲学 生きる

たとえば、好きな人ができたとして。

「好きな歌教えて」という質問への返答が、
未練タラタラなじっとり系の歌だったらちょっとヤダな。

最近、街を歩いているときに耳に入ってきた
the shes gone の「ラベンダー」

ふたりでいるときに、
元彼がよく流してくれていた歌でした。

当時は「こればっかり!」なんて文句を言っていたような気がするし、「好き」とか「愛してる」とか一度も言われた記憶はないし、確かに別れ方は散々だったかもしれないけれど、今になって、ちゃんと私は愛されていたことに気が付く。

私は、彼によく My Hair is Bad の「味方」という歌を聞かせていました。

私たちのような奥手人間にとって「好きな歌を教えあう」という行為は、一種の感情表現の手段なんですね。
今考えると。

最後、「いつか回り回って恋人に戻れたら幸せです」という文章を置いて、私は元彼との関係を終わらせました。

当時の私が好きだった歌は、
ちょうどふたりが別れた頃にリリースされたWurtS の「ふたり計画」

今では、すっかりライブの定番曲です。

MV、見たかな。

なんとなく入れたあの一文が、
思わぬ時限爆弾になってしまいました。

彼の好きだった歌は、
時が経って私のお守りになったけれど、
私の好きだった歌は、
時が経って彼の呪いになっているかもしれない。

そう考えると、
安易に人の好きな歌を聞いたりするもんじゃないな、なんて思います。

それで、最近私がよく聞くのは、クリープハイプの「ただ」という歌です。

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